トビタテ！留学JAPAN対策 〜個人面接編〜
9期生募集も締め切られ、ドキドキしている方もいるのではないでしょうか。
さて今回は、二次審査に向けて私がやったことを書いていこうと思います。と言っても、実は当日の早朝まで4分間に収まらず徹夜でPCと向き合い練習していたのが懐かしい...。
では、個人面接編、張り切っていきましょう！
基本情報
トビタテの二次審査では、大きく分けて二つの審査があります。
①個人面接
②プレゼン＆グルディス
長くなりそうだったので、今回は①の個人面接について書いていきます。
まず、個人面接では会場の外にある椅子に座って待機します。時間になると、部屋に入るよう促されるので自分の番号が書かれたブースへ面接時間になったら向かいます。
個人面接の審査員は、45〜50歳の女性の方でした。業界は不明ですが、話している限り少なくとも私が志望している映像系ではなかったです。実は、ここで盛大にやらかしたショックで速攻この時の記憶を消し去ったため、あまり内容は覚えていません。（おい）
他の受験者から話を聞くと、ただおしゃべりして終わったという人もいれば、圧迫的なところもあったそうです。二人とも受かっていたので、圧迫だろうが優しかろうが、しっかり受け答えできるかどうかが大事だと思います。
質問
まずはじめに作ってきた資料を使ってプレゼンを行いました。これは審査員から「◯分間でプレゼンして」、と言われる場合もあれば、受験者から「プレゼン形式で説明させて下さい」と提案する場合があるようです。ちなみに私は後者。
プレゼンは後のグルディスの審査で行う4分間のものではなく、同じ資料を使ってトーク内容は個人面接用にかなり詳しいものを考えてきました。6〜7分くらい。
面接のスタイルとしては、プレゼンをしながら気になったことをちょいちょい聞かれ、プレゼン後に元々用意してあったらしき質問や、その他詳細なことを聞かれました。
- 留学計画を説明して→プレゼン
- そもそも大学で勉強してることと全く関係なくない？
- あなたにとって、映画を一言で表すと
- （日本の映画業界の問題を話したことを受けて）その中で仕事を続けて、業界を変えるって忍耐と体力がいると思うけど大丈夫？
- 体力精神的に厳しい映画現場の環境の中で、何かを変えるのは難しいと思うけど、留学から帰ってきてまずあなたができることは？
- 帰国してからのプランは？
- トビタテの存在を広めるために何をする？
- 他の奨学金について考えた？
中でも、私が完全にやらかした質問がこちら。
「北野武監督とかは監督至上主義な気がするんだけど、それでも成功していることについてはどう思う？」
わ、わっかんねーーー（死）
私はプレゼンの中で、日本とハリウッドでは監督とプロデューサーの立ち位置的なものが異なる、そこに問題意識を感じる、だからプロデューサー主義であるハリウッドへ留学したい、というロジックだったんです。そこへ例外について説明しろと言われましても〜〜〜！でも、言われてみればそうだなと思ったのも確かなので、答えを留学を経て考えたいなと思った質問でもありました。やっぱり人事部って鋭い...。
ということで、芸術系志望の方は特にですが、自分のロジックはとことん煮詰めていきましょうね。あとは誰かに練習を付き合ってもらっていろんな質問をしてもらうこと。
しっかり考えてきたつもりだったのに、予想以上に突っ込んだことを聞かれて、自分でも何言ってるのか分からなくなり、しまいにはフリーズしました。グルディスで巻き返したけど、多様性コースだし自信はフィフティフィフティだなという手応えだったのは、ここでちゃんと受け答えをできなかった為です。それでも合格したので良かったけどね。
プレゼン資料
プレゼンの資料はパワポで作りました。計14枚です。
構成は以下のとおり。
- 表紙 (1枚)
- 自己紹介、経歴 (6枚)
- 日本の現状への問題提起 (2枚)
- 留学が必要な理由、目的 (3枚)
- 留学計画 (2枚)
面接では「なぜこの学生に留学が必要なのか？トビタテの奨学金が必要なのか？」をツッコミどころなく説明できれば”””勝ち”””だと踏んだので、留学前のことを徹底的に煮詰めました。例えば、２については、私は実際に日本で映像に携わる仕事をしていたからこそ日本の現状に問題意識がある、だからこそ海外で学ぶ必要がある、などです。留学が必要な理由を自然に理解出来るストーリーを作る。「大学でやってることと関係なくない？」という質問に関しては、トビタテ不採用に備えて就活をしていた時にも聞かれるだろうと完全解を用意していたのでニヤリ。
プレゼン資料が欲しい！という方は、コメント欄に連絡先を書いていただければ送りますのでお気軽に！その他相談も乗りますよ！(私が許可をしないとコメントは一般公開されないので、個人情報に関してはご心配なく。)
それでは、グルディス編でまたお会いしましょう！
